今回は私自身の「時間の使い方」についてお話ししていこうと思います。
このブログを始める以前は、時間的・精神的な余裕がなく、子供たちにきつく当たってしまうこともしばしば…。
「何かを変えないとまずい」ということは分かっているのに、どうしたらいいのか分からない……そんな苦しい状況でした。
そんなときに、私を助けてくれたのはやはり「本」でした。
読書を通じて様々な考え方に触れ、生活に落とし込んでいくことで、だんだんと自分の望む時間の過ごし方ができるようになってきました。
私のような「普通の働くママ」が実践する時間術は、同じようなお悩みを持つ方の参考にして頂けるのではないかと思います。
先に結論を書くと、
- 少し早起きして朝一番に「心からやりたいこと」をやる
- 完璧にやろうとしない、全部やろうとしない 上手に手を抜き、人を頼る
- 「効率化してもいい家事」と「効率化しすぎてはいけない家事」を分ける
- 夜は「子供との時間」を最優先に
- スマホを無意識にダラダラと触らない
といった感じです。それぞれについて詳しくお話ししていきます。
自分を変えた「早起き」
私を変える大きなきっかけとなったのは、なんといっても「早起き」です。
偶然早起きして集中して本を読んだら、それだけで一日の充実度が上りました。
早起きの習慣にチャレンジする前に、自分の気持ちを整理してみて
「自分の時間がまったくとれないことにイライラしている」
ことが分かったので、作った時間は大好きな「読書」に当てることにしました。
新たな習慣を身に着けるには時間が掛かりましたが、朝30分集中して読書ができた日は充実感があり、いい気分で過ごせました。
なりより、子供たちに「早く寝てほしい」と布団の中でイライラしなくなったことは大きい。
早起きの習慣が身につき始めた頃、『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』という本にも勇気づけられました。
自分が実践している「朝一番にやりたいことをやる」ということを著者がすすめていて、「自分がやっていることは見当違いじゃない」と自信になりました。
→池田千恵著『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』【解説・感想】
上手に手を抜き、人を頼る
早起きだけでなく「全部やろうとしないこと」も学びました。
ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』を読んで、今一番自分にとって大切なのは「時間」と「体力」であることに気づき、いろいろな策を考えました。
→ちきりん著『自分の時間を取り戻そう』【解説・感想】生産性を高めてゆとりある生活を手に入れよう
私の場合は料理に多くの時間と労力を取られていたので、完璧にやろうとせずに効率化を図りました。
まずは、一週間分の夕食の献立を固定化することにしたのです。
月曜日は焼き魚 (魚の種類は変えます)、火曜日は豚しゃぶ、水曜日は…といった具合に。
これによって、一週間分の食材を買いに行くときに「献立決め」と「必要な食材を一から書き出す」という時間と労力から解放されました。
全部自分でやろうとせず、誰かにお任せすることも上手になりました。
我が家では、洗濯物干しとお弁当の準備、子供の送り出しはパパがやってくれます。
自分の努力だけで「時間のやりくり」をしてきたかのように書いていますが、なんのことはない、パパの協力があってこそなのです。
自分一人で頑張ろうとせずに、周りの人に手助けを求めてみる。
夫や実母(父)、義母(父)あるいはママ友など、近くに頼りになる人がいるなら、頼ってみるのもありだと思うのです。
自分が助けてもらった分、その人が困っている時には手助けできればいいと思います。
効率化していい家事・だめな家事
「時間の使い方」を考える時「効率化していい家事」と「効率化しすぎてはいけない家事」を分けるようにしています。
先ほど料理の効率化を図ったお話しをしましたが、最も効率的なのは、それ自体をやめてしまうことです。
つまり、料理をしない。「全部出来あいを買ってくる」「家事代行サービスを利用して常備菜をつくってもらう」という選択もあり得ます。
でも、そうしないのは料理をつくることを「効率化しすぎてはいけない」家事だと思っているから。その理由はいろいろあります。
- なるべくシンプルに調理をして、素材本来の味を楽しみたいから。
- 自分で食材から調理すれば、食品添加物が抑えられるから。
- 私が日常的に料理している姿を見せて、子ども達に興味をもって欲しいから。
このように「効率化」をどこまで許すのかを「自分軸」でよく考えるようにしています。
もちろん「自分軸」は人それぞれ。
「料理をすることが苦手で苦痛」「別に添加物も気にならない」ということなら、料理を徹底的に効率化したり、完全に外注化するのもありだと思います。
効率化してはいけない「子供との時間」
効率化「できない」というより「してはいけない」と思っている時間の一つに、「子供との時間」があります。
絵本を読んだり、カードゲーム (最近はUNO) をやったり、宿題の音読を聞いてあげたり、こういったことには存分に時間を使いたいと思います。
私の中で、料理は「効率化しすぎてはいけない家事」ですが、洗濯は「徹底的に効率化していい家事」と割り切っているため、洗濯物を畳むプロセスを素っ飛ばし、干してあったものを着るなどのズボラ技を繰り出します。
このように「やるべきこと」を短い時間でこなし、子供たちとの時間に振り分けます。
朝に「自分だけの時間」をしっかり確保しているので、子どもが保育園や学校から帰ってきた後は「子供との時間」です。
自分の趣味や仕事がらみの課題なども後回しにしています。
スマホをダラダラと触らない
以前は、夕食を食べ終えてからなんとなくスマホを見てしまうことも多かったのですが、これもやめることにしました。
スマホをいじりながら子どもの話しを「ながら聞き」してしまうと、後になってから
「ちゃんと聴いてあげられなかった…」
と後悔することが多かったからです。
スマホの使用は通勤中の車内で Audible や You Tubu を聞くのが主です。
たまのネットサーフィンではタイマーを掛けて時間を制限します。他の人が書いたブログを読むのもこの時間に。そうしないと、いつの間にか時間が経ってしまいます。
まとめ
今回は、私自身の「時間の使い方」についてお話ししました。
正直、現在も寝坊して朝の読書やブログ執筆ができないこともあるし、疲れ果てて子どもとの時間を満足に楽しめないこともあるし、タイマーを掛けているにも関わらずスマホを使い過ぎてしまう……なんてこともあります。
そんな感じで、私自身もまだまだ試行錯誤中なのですが、時間の使い方を見直して、少しずつ改善してきたことで、以前に比べて確実に日々の充実度は増しています。
この記事の中で少しでも参考にしていただける部分があり「あなたらしい時間の使い方」への一助になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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