【家計見直し】月3万減!30代 4人家族の家計改善

「実践」記事

今回は、30代4人家族のリアルな家計改善についてお話しします。

幸か不幸か「お金が足りなくて、どうしようもない!」という切実な経験をしたことがなかったためか、お金について少々無頓着だった私…。

子どもの将来のこともあるし、そろそろ真剣に考えないと…と一念発起し、ここ何年間かで家計の見直しを行い、月3万円の節約に成功しました。

お金に関して勉強になった本はたくさんあるのですが、特に「家計改善」に役立ったのがこの3冊。

  • 林總 著『新版 正しい家計管理』WAVE出版(2022年)
  • 両@リベ大学長 著『本当の自由を手に入れる お金の大学』朝日新聞出版(2020年)
  • 岡ゆみ 著『今からできること、ぜんぶ教えます!子育て中の不安がなくなるお金の超基本』青春出版社(2022年)

この記事でも、上記の本の内容を参考にしています。

『子育て中の~』に関しては、紹介記事も書いていますので、そちらも読んでみてください。

『子育て中の不安がなくなるお金の超基本』【解説・感想】長期的な視点を持とう

この記事は、次のような方におすすめです。

  • 頑張って節約しているのに、なかなか成果がでない。
  • なるべく簡単かつ効果的な節約方法について知りたい。
  • 具体的に何をすれば月3万円支出をカットできるのか知りたい。

30代 4人家族の家計見直し

「節約」ときくと、数円でも安い食材を求めてスーパーをはしごするといった、地道な努力を思い浮かべる方も多いと思います。

ですが、一回一回で節約できる金額が少ないため、労力の割には節約効果がイマイチなんてことも…。

そこで、注目すべきは「固定費」です!

固定費を見直す

「家計」をテーマとした多くの本で書かれているのですが、節約をしたいなら固定費から見直します。

固定費とは、家賃や保険料、光熱費・通信費の基本使用料の部分など、毎月必ず出ていくお金のことです。

毎月必ず出ていく、かつ金額も大きいので、ムダを削いでいくことで高い節約効果が期待できます。

「そんなに簡単に削れないでしょ~」

と思うかもしれませんが、「ここに、こんなにお金を掛ける価値はあるの?」と自問してみると、意外と削れる部分はあるものです。

次からは、具体的に我が家で行ったことをご紹介します。

通信費―格安SIMへ

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スマホの契約を大手キャリアから格安SIMへ変更しました。

それまでは、夫婦合わせて1万7千円くらい掛かっていたのですが、自宅のWi-Fiも合わせて契約した上で合計8千円と、1万円近くも通信費を抑えることができました

格安SIMに変更するデメリットとしては、

  • キャリアメールが使えなくなる
  • 混雑する時間帯は通信速度が遅くなることがある
  • 通話料金が割高

などがあります。

ですが、実際に使ってみてデメリットを感じることはほとんどありません。

通話は基本的にLINEを使っていますし、通信速度で困ったこともありあません。

キャリアメールに関しては、数百円の追加料金を支払うことで使えるようになりました。

お仕事などで、通話機能の使用頻度が高い方には不向きかもしれませんが、それ以外の方にはとてもおすすめです。

保険を見直す―車両保険・医療保険を解約

月々の支出で意外と大きいのが、各種保険料。

「万が一のために」と保険にたくさん入っていれば安心なようにも思えますが、その分、家計を圧迫してしまいます。

両@リベ大学長 著『お金の大学』では、本当に必要な保険は3つ

“①火災保険 ➁対人対物(無制限)の損害補償※車・自転車持ちのみ ③掛け捨ての死亡保険※子供(自活できない身内)がいる場合のみ” だと言います。

基本的に保険は、“「低確率・大損失」のできごとに備えて加入するもの” です。

「車で人に大怪我をさせてしまい多額の賠償金を請求される」

「一家の大黒柱が亡くなってしまう」

こういったことは、万一起こってしまったら生活が破たんしてしまうレベルですよね。

この原則に則って、我が家では保険の見直しを始めました。

自動車の車両保険

まずは、自動車の車両保険

車両の修理が必要になった時、その費用が保障されるタイプに加入していたのですが、保険金を受け取ると、その後の保険料が一気に高くなったりして、使い勝手がいまいち…。

だったら、貯金で備えておけば良くない?と解約を決意しました。

それによって、車2台分で約1万円の支出カットになりました。

ちなみに、私が住んでいる地域は、平日の昼間だと電車が一時間に一本!という環境なので、車は生活必需品として夫婦で2台所有しています。

医療保険

その次は、医療保険

日本には「高額療養費制度」といって、同じ月に掛かった医療費が高額になった場合に、自己負担限度額 (年齢と収入水準によって決まる) を超えた分が、払い戻されるという制度があります。

この知識自体はあったのですが、漠然とした不安から医療保険と生命保険がセットになったプランに加入していました。

でも、冷静に考えてみれば医療保険の部分は貯金で対応できると考え、今までの保険を解約し、掛け捨ての生命保険に変更しました。

こちらも、夫婦で見直しを行ったことで約1万の節約に

不要なサブスクは全部解約

Amazonプライムとか、もはやいつ入ったのか思い出せない漫画サイトとか、細々とした月額サービス料を合計すると千円くらいになっていました。

「利用したい」と思って契約している分には何も問題ないですが、ほぼ使っていないのに、毎月お金だけが引き落とされるのは無駄遣いでしかありません。

これらは、すべて解約しました。

今利用しているのは、Audibleくらいですね。これは自分にとって必要な出費なので、納得して料金を支払っています。

変動費はざっくり管理でストレスゼロ

「固定費」に対して、毎月出ていく額が変わる出費を「変動費」といいます。

「食費」「日用雑貨費」「交際費」「交通費」などのことです。

ここからは、「変動費」に関する私なりの考え方をご紹介します。

電気代・光熱費はあえて管理しない

「使っていないときには電気を消す」

「水を出しっぱなしにしない」

といったことは、限られた資源を無駄遣いしないために大切なことですが、気にしすぎないようにします。

猛暑なのにクーラーの設定温度を高めにして我慢するとか、ガス代・水道代がもったいないからと湯船にお湯をためずにシャワーだけで済ますとか…

節約の効果が小さい割に、生活満足度を大幅に下げてしまうことはしなくていいと思います。

暑い夏、寒い冬はどうしても電気・ガス代が高くなるのは、仕方ないことだと割り切ってしまいます。

食費・日用雑貨費は家計簿アプリでざっくり管理

我が家の場合は、4人家族で食費・日用雑貨を合わせて月6万円までと決めています (外食はお楽しみ費として別で管理します)。

こちらを管理するには、家計簿アプリが便利です。私はZaimを利用しています。

家計簿アプリ Zaim

買い物が終わって家に帰ってきたら、レシートをパシャッと撮れば、アプリが買い物の内容・場所・合計金額など自動で記録してくれます (もちろん手入力もできます)。

クレジットカードとの連携機能もあって、そちらを利用するとクレジットカードで買ったものはすべて自動で反映されるのでレシートを撮る必要すらなく、楽ちんです。

「予算」を6万円に設定しておくと、残りいくらかも計算してくれるので、月中で使いすぎてしまっているときは「まずい、ちょっと使いすぎだ」っと、節約モードにスイッチすることができます。

おわりに

今回は、30代4人家族のリアルな家計改善についてお話ししました。

正直にいって「固定費」の見直しは、情報収取をしたり、実際に変更手続きを行ったりと、面倒なことも多かったです。

ですが、月々3万円の支出をカットできたことは大きく、家計にだいぶ余裕が生まれました。

もちろん、今回ご紹介した内容が当てはまらない方も多くいらっしゃると思いますし、カットできる支出の額も異なってくるとはずです。

それでも、「固定費から見直す」という大枠の部分は、家計改善を考える上で参考にして頂けるのではないかと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

プロフィール
ひなた

・1989年生まれ
・2児(5才・7才)を育てるワーママ
・本が大好き 
 年間読書量:90冊
 ※Audibleでの【耳読書】含む

このブログでは、子育てや仕事、生き方に迷ったとき私を支え、活力となってくれた本をたくさんご紹介していきます。

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